手軽にできる薬膳のお話<9月号>  
2022/09/01 
今年は異常といわれた酷暑の時期が過ぎ、例年より涼やかに感じる秋のはじまりを感じるようになりました。秋分を境に夜が長くなる今月は、朝晩の冷えと昼間の暑さによる気温差と乾燥に気を配りたいですね。
秋は、乾燥が体に影響を与えやすい季節です。降雨のあとは、一時的に湿度が上がりますが人体には足りません。暑さに慣れた体は、真夏ほど水分を摂らなくなるため意識的に水分を摂取しましょう。

寒さや暑さは、脱ぎ着できる一枚を活用した調整しやすい服装で過ごすとよいでしょう。
潤いに役立つ食材は、桃、梨、ぶどう、いちじく、ざくろなど旬の果物がとくにおすすめです。豆乳や緑茶、紅茶も積極的に飲みたいですね。
夏疲れの体には、枝豆、オクラ、サツマイモ、いか、うなぎ、さんまなど季節の味を多めに食べたいところです。
他に乳製品全般や卵、黒砂糖、蜂蜜なども手軽に摂りいれやすいでしょう。
それでは、身近な食材を上手に取り入れ、健康な毎日をお過ごしくださいね。

おすすめメニュー
はちみつレモン、抹茶ミルク、椎茸そば、季節のフルーツポンチ、焼き芋

前橋市本町2-5-4 二階
薬膳イタリアンLA ITAMESHI
国際薬膳食育師
薬膳調整師  
薬酒マイスター
オーナーシェフ
松井 克行